paris match / edition 10
2012/11/21 Release
3,150円 (tax in)
Victor Entertainment

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01. Sandstorm
   (music: Yosuke Sugiyama words: Tai Furusawa )
02. All I Need
   (music: Yosuke Sugiyama words: Tai Furusawa )
03. Believe
   (music: Yosuke Sugiyama words :Tai Furusawa)
04. 月とロマンス
   (music: Yosuke Sugiyama words: Tai Furusawa)
05. You are my reason
   (music: Yosuke Sugiyama words: Mari Mizuno)
06. crying for the blue moon
       〜featuring ENCOUNTER〜

   (music & words Yosuke Sugiyama)
07. 銀のセダンと時間の鍵盤
   (music: Yosuke Sugiyama words: Tai Furusawa )
08. Bad Scenario
   (music: Yosuke Sugiyama words: Tai Furusawa)
09. Night Dolls
   (music: Yosuke Sugiyama words: Tai Furusawa)
10. あなたをなくしたころから
   (music: Yosuke Sugiyama words: Tai Furusawa )
11. I Was Your Girlfriend
   (music: Yosuke Sugiyama words: Tai Furusawa )
12. 246
   (music: Yosuke Sugiyama words: Tai Furusawa)


★paris match から、10枚目のアルバムリリースにあたり、メッセージ!

デビュー当時から目標としていた10枚目のアルバム。
オリジナル楽曲が100曲を超えた今でも、デビューの頃と音楽的なコンセプトは何も変わっていません。
“相変わらずなパリスマッチ”それが一番の褒め言葉だと思っています。
カフェミュージック、ドライビング・ミュージック、シティ・ミュージック、癒し系、はたまたお隣韓国では渋谷系などなど、この12年間僕らのサウンドを形容するキーワードは様々でした。
中でも、なんだか古臭くて一番ピンと来なかったのが、シティ・ミュージック(シティ・ポップス)というカテゴリー。パリスマッチのどこがシティ・ミュージックなの?と。
僕の思うシティ・ミュージックは・・・日本が一番活気に満ち溢れていた良き時代に、おしゃれなカフェバーでトロピカルドリンクを飲みながら聴いていた音楽、キラキラ光るリッチで(なんとなく)クリスタルなイメージ。
今回は敢えて、そのノスタルジックな響き“シティ・ミュージックを今風に”をテーマに、曲作りに臨みました。

paris match 杉山洋介



★paris match メンバーセルフライナーノーツ

1. Sandstorm

【杉山】
とにかく“カッコイイ楽曲”をテーマに、アレンジを拘り抜きました。
70〜80年代、当時凄腕のスタジオミュージシャンやアレンジャーが、本気でポップミュージックを作っていたイメージ。
僕が用意した譜面に一瞬凍りついた各ミュージシャンの方々も、2,3テイクで最高の演奏をレコーディングできたことに、ただただ感激しました。
間違いなくパリスマッチは素晴らしいプレイヤーのみなさんのおかげで成り立っているユニットです。
小池修さんのサックスソロと樋口直彦さんのギターソロが、攻撃的でたまりません。

【ミズノ】
「アルバム1曲目はやっぱりコレでしょ。」と、最初から洋介さんと意気投合した曲。
曲の展開、アレンジ、全てがゴージャスな1曲。良いアルバムに違いない!と期待させる1曲♪
ライブでも完成形を是非披露したいものです!


2. All I Need

【杉山】
一番“シティ・ミュージック”をイメージして作りました。ギターのカッティングパターンから自然に膨らんでいった楽曲。自分の中のキーワードは、”海・カモメ・反射する日差し。プラス失恋”でした(笑)

【ミズノ】
crying〜の次に、なかなか歌が身体に染み込まなかった曲。
実はBメロの展開がとても難しいので、レコーディングに苦労しました。でも、歌詞はすんなりと染み込んで来ました。
別れ際のストーリーは、曲をより一層美しくさせるものです。最後のコーラスがそれを際立たせます。


3. Believe

【杉山】
ちょうどマットビアンコの公演で来日予定だった友人のベーシスト“Nick Cohen” とメールのやり取りをしていた際に、 「日本に来るなら参加してよ!」と軽いノリでオファー。この曲とM7の“銀のセダンと時間の鍵盤”で彼のベースが聴けます。
なぜか、息子たち(小学生)の大のお気に入りの曲。
数年前韓国で発売されたLG社初のスマートフォンのために書き下ろしたメロディー(着信音)を元に1曲に仕上げた楽曲。

【ミズノ】
元々は、韓国の携帯電話の着信メロディ用に制作された、切な系ハウス。何故か、杉山家の子供達に大人気のこの曲。
2人ともいつも熱唱してます♪よく考えたら、恋愛に絡んでいない曲って、このアルバムで唯一この曲だけだから、 それで、pmの大人の世界にまだ入り込めない子供達に人気があるのかなw?


4. 月とロマンス

【杉山】
10代だった当時の僕の記憶では、邦楽=シティ・ミュージック、洋楽=AORなイメージなんですが…この曲は、切なくロマンチックなAORを意識しました。大サビの英語詞“like jazz” と直後のミュートトランペットソロが最高のマッチング。実は偶然なのがさすが古澤君。ホーンセクションで派手に行きたいとこですが、敢えてオルガンメインで押してみました。
*「古澤君」…元メンバーで現在も引き続き作詞を担当している、古澤辰勲(フルサワ・タイ)

【ミズノ】
今回のアルバムの中で、個人的に、一番、胸をぎゅっとされている曲です。
恋の始まりを、こんなに神秘的・幻想的に描かれると、どんな恋にも後先考えずに飛び込みたくなります。
この曲はレコーディングしたい!とリクエストした曲ではありますが、実は、最初のデモの段階ではまさかこんなに好きな曲になるとは思わなかったのです。歌詞が出来、楽器が入っていくにつれ、どんどん思い入れが強くなりました。
歌いながら泣きそうになったシリーズ第一弾。


5. You are my reason

【杉山】
アコースティックギターのカッティングと、軽やかなホーンセクションが爽やかさを見事に演出してくれています。
この曲をはじめとして、今回3曲に大好きなベーシスト沖山優司さんが久しぶりに参加してくれました。
パリスマッチ初期のほぼ全ての楽曲でベースを弾いてくれていた方なので、“うわぁ、そうそう、これこれ”と懐かしい気分でダビングさせてもらいました。僕の打ち込んだリズムセクションにとてもフィットする素晴らしいベーシストです。

【ミズノ】
元々少し前からあった曲でしたが、このタイミングで、レコーディングをリクエスト。 そして、今回唯一作詞をした曲。だから、思い入れもひとしお。アレンジも、思っていたよりも意外と爽やかになりましたが、明るくなり過ぎない?仕上がりが、詞の世界観を救ってくれるようになり、大満足。 歌いながら泣きそうになったシリーズ第二弾。


6. crying for the blue moon .featuring ENCOUNTER

【杉山】
僕らがデビュー前から携わってくれているピアニスト堀秀彰君の参加するグループ“ENCOUNTER”。
オケは彼らとスタジオで“いっせーのせっ”での一発録音。パリスマッチでは珍しい録音スタイルです。
本チャン前のデモ制作中に、この変拍子を打ち込むのは無理(面倒)と断念。ツアー中に堀くんに相談して彼らと共にレコーディングすることとなりました。
当初“crying for the moon” というタイトルで作詞していましたが、歌のダビングをしたのが数年に一度のブルームーンの夜でした。よって“crying for the blue moon” にタイトル変更。

【ミズノ】
今回のアルバムの中で一番歌うのが難しかった曲。
元々、クリックを聞いていないと、歌い出しの全然タイミングが掴めず、身体に染み込ませるのに苦労しておりましたが、洋介さんのデモの時はなかったsaxとのユニゾンが、ENCOUNTERバージョンのデモで付け加えられて上がって来た時は、頭がクラクラしました。「難しかったら言ってねー。」と、堀君はにっこり言い放ちましたが、そこで負ける訳にもいかず。これほど楽譜をガン見しながら歌ったレコーディングは今までなかったです。
でも、あのようなジャズスキャットはしたことがなかったですからね、おかげで良い勉強&経験となりました。


7. 銀のセダンと時間の鍵盤

【杉山】
マスターリング時に古澤君から「これって寺尾聰(さん)っぽいですよね」と言われて、“あーなるほど、そうそうやっぱり今回は、あの時代のシティ・ミュージックなんだ”と再確認、そして.思議な安堵を覚えた楽曲。
スパイや探偵モノのドラマのエンディングテーマが、自分だけの勝手なコンセプト。

【ミズノ】
pmの渋味全開の1曲。
たいちゃんも、お酒が飲みたくなった!」と絶賛のアレンジは、本当にカッコイイです。
*「たいちゃん」…元メンバーで現在も引き続き作詞を担当している、古澤辰勲(フルサワ・タイ)


8. Bad Scenario

【杉山】
一転してシティ・ミュージックというより、80〜90年代のUK SOUL(BLUE EYED SOUL)の香りを漂わせる楽曲。
こういう曲は全部(ソロ以外)打ち込みがカッコイイ…と思う。当時は高価な(しかも激しく重い)シンセを山のようにスタジオに持ち込んでいたのに、今ではPC内のみで完結しちゃうなんて、良い時代です。

【ミズノ】
いけない恋の歌って、昔はあまりピンと来ないまま歌っていることが多かったのですが、歳を重ね、周りの恋愛事情なんかをたくさん知り、歌うのがとても楽しいものとなりました。


9. Night Dolls

【杉山】
UK繋がりで、スタイルカウンシルやEBTGのようなシンプルかつムーディなナンバー。 80年代にイギリス人が、ボッサやジャズを彼らの解釈で表現したように、日本人の僕がなんとなく背伸びしてオシャレ気取って作るとこんな感じになっちゃうのです。ウーリッツァー(エレピ)とフレットレスベースのからみ具合がナイスです。

【ミズノ】
この手の主人公の曲も、昔ならあまりピンと来ないまま歌っていたかも。
POPSではなかなかない内容の歌詞だからこそ、演じる楽しさを味わえた1曲。


10. あなたをなくしたころから

【杉山】
“シンプルで良いメロディー”を目標に作った楽曲。
メロディーを引き立たせるために、歌中は引き算のアレンジをしてみました。
この軽快さは、UKではなくて西海岸が似合うのかな、マイケル・マクドナルドみたいに。

【ミズノ】
デモを作っていた段階から、この曲は絶対にレコーディングしたい!と思っていました。歌ったら気持ち良いだろうな、と。
詞の世界観も、なんとなく今の自分の気分にしっくり来ている曲でもあります。
歌いながら泣きそうになったシリーズ第三弾。


11. I was your girlfriend

【杉山】
これもなんとなくアメリカンな雰囲気なバラードナンバー。
今までパリスマッチでは照れくさくてやらなかったタイプの楽曲。
高校の入学式の帰りに吉祥寺のレコードショップで手に入れたボズ・スキャッグスのアルバムにこんな王道のバラードが収録されていたような…
イントロのエレピや、ストラトのハーフトーンも、敢えて古臭くて懐かしい音色に。大サビで突然前後の流れ無視でチョッパーベースになるところも狙ってみました(笑)

【ミズノ】
「とにかく泣かせる歌詞を」とオーダーしたバラード。この手のバラードはpm初?
まんまとたいちゃん(古澤)の歌詞にハマり、レコーディング中、歌いながら本当に何度も泣きそうになり困りました。それが故に、最後までレコーディングを残しておいた曲でもあります。泣き虫の私は、ライブでも本当に困りそうです。
歌いながら泣きそうになったシリーズ第四弾。


12. 246

【杉山】
優れた作家に一流のスタジオミュージシャンという意味では、今となって思えば松田聖子さんもシティ・ミュージックの王道だったのではないかと。やっぱり自分はシティ・ミュージックに育てられたのかなとつくづく。
当時参加されていたギタリスト・松原正樹さんに「なんかこの曲、昔の松田聖子さんのイメージなんですよね」とオーダーしたら、まんまホンモノの”っぽいフレーズ”を頂戴いたしました。
今時このツインギターは、新しいのか古いのか…自分では判断できません(笑)でも気持ちよくて好きなので、OKにしました。

【ミズノ】
なんだか、懐かしいニューミュージックを彷彿させる曲。
本当は作詞をするつもりでいたのですが、松原さんのレコーディング中、あのツインギターのリフを聞いていたら、書けなくなりましたw
まさにその時代のサウンド、そのままの松原さんのギターが映えます♪昔大好きだったアイドルの曲を思い出し、アイドル気分で歌のレコーディングもスムーズに。レコーディングというよりは、なんだかカラオケ気分で歌っていたかもしれません。


“paris match  winter special X'mas concert 2012”

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